XenServerをインストールしてみる
何故か、XenServerを使った環境を構築することになりそうなので、予備検証なんぞを。Hyper-V Serverとどちらにしようか悩んだのですが、XenServerを選択。
当初は、数年前に買ったデスクトップPCにインストールしようと思ったのですが、何故か電源が入らない・・・(1年近く一度も電源を入れていなかったことが影響?)。しばらく放電させたりしても全然駄目なので、諦めることに(断線ってオチだったりするかもしれませんが、変わりの電源ケーブルが家にあるわけでもなく)。
仕方がないので、ノートPCにVMware Player4.0.1をインストールし、仮想マシン上にXenServerをインストールしてみることに(仮想マシン上に仮想環境を構築するので、パフォーマンスは度外視)。
仮想マシンのテンプレートとしてはCentOS(64bit)を選択。3コア / 4GB RAM / 30GB HDDを割り当ててインストール実行。なお、仮想マシンのパフォーマンス向上のため、vmxファイルに以下の2行を追加。
MemTrimRate = "0"
mainMem.useNamedFile = "FALSE"
インストール時に「VMware Toolsをインストールしてください」とメッセージが表示されますが、放置。
Select Keymap : [qwerty] jp106 を選択
Welcome to XenServer Setup : Ok を選択(特に追加すべきドライバーもない)
End User License Agreement : Accept EULA
System Hardware : ハードウェアに関する警告が表示されてしまいますが、Ok を選択(VMware上なので仕方がないところでしょう。Intel-VTなどがないので、仮想マシンとしてWindowsが使用できなくなりますが、そもそもインストールできるライセンスがないですし(笑
Virtual Machine Storage : sda(30GB)にインストール。Enable thin provisioningにチェックはいったんオフのまま。
Select Installation Source : Local media を選択。
Supplemental Packs : いったん、Yes を選択(実質、Supplemental Packsはないのかもしれませんが)。
Verify Installation Source : Skip verification を選択し、Ok
Set Password : パスワードを入力。今回は、passwordと入力。
Networking : 実環境では固定にした方が良いと思われるが、今回はAutomatic configuration (DHCP)を使用。
Hostname and DNS Configuration : ホスト名は手動設定(今回は、xenserver-test と指定)。DNSは Automatically set via DHCP を選択。
Select Time Zone : Asia を選択。
Select Time Zone : 続けて、アジア内の地域が表示されるので、Tokyo を選択。
System Time : Using NTP を選択。
NTP Configuration : NTP Serverとして ntp.nict.jp を指定。
Confirm Installation : Install XenServer を選択。
やっとこさ、インストールが開始されます。しばらく待つと、メディアがイジェクトされます。
New Media : 特に追加のメディアもないので、Skip を選択。
Installation Complete : Ok を選択。
自動的に再起動が行われます。起動が完了すると、Configuration の画面が表示され、端末のIPアドレスなど各種ステータスが表示されます。
今回は、いったん、この状態でXenServer環境をシャットダウンすることに。
画面左側のメニューから、Reboot or Shutdown を選択し、続けて表示される画面で Shutdown Server を選択。パスワードが要求されるので、先ほど登録したパスワードを入力。続けて、F8を押すと、シャットダウンします。
ゲストOSのインストールは、次回。
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