安価なVPSサーバーの罠(?)
DTI、SaaSes、さくらインターネットと、安価なVPSサーバーが登場してきて、利用者にとっては非常にありがたいことです。用途にもよりますが、変に自宅でサーバーを運用するより安上がりになったりする可能性も。
ただ、安価であるが故に、今までなら共用サーバーで満足していた人が中途半端にroot権限を手にしてしまい、そこからやられてしまうという危険性もあったりするのかなぁ・・・と思ったりもします。SaaSesやさくらインターネットはわかりませんが、DTIのServersMan@VPSは初期状態ではrootでのログインが可能な状態になっていますし。WebDAVしか使わないような人のrootが乗っ取られてしまうと、同一筐体に格納されている他のユーザーにも影響が出てしまう可能性もあるんじゃないかと。
※まぁ、僕自身、充分なスキルがあるというわけではありませんが、まぁ、それなりには対策を施せているつもりです(^^;
もちろん、他のユーザーのOS領域に忍び込まれたりするというわけではないのですが、激しくディスクアクセスを行ったりネットワーク負荷をかけられると、危険性大。OpenVZのコンテナをmuninで監視していると、Fork rateやLoad averageの値から筐体全体の負荷状態をなんとな~く見ることができますね。
自分の管理しているOS領域で特に何かしているわけでもない(CPU負荷等が全然ない)のに、もっさりしているな~って時は、Load averageの値が急に高くなっていたりします(苦笑)。
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