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2008.12.30

openSUSE + Xen

 openSUSE(11.1)でXen環境構築の勉強。Domain0もDomainUも全てopenSUSE11.1で構築。まぁ、用途毎に仮想マシンを分けるようなイメージですかね。

【XenのDomain0の構築】
 基本は通常のopenSUSEのインストールと同様。今回のポイントは、以下のようなところでしょうか。

・インストールモードを選択する画面で、「自動設定を利用する」のチェックを外しておく(ここのチェックが入っていると、ホスト名やIPアドレスの設定をインストール後に行うこととなる)。
・デスクトップとして、Xfceを選択。Domain0用なので、X Serverすらインストールしないという選択肢もありますが、そこまでのスキルがないので・・・。
・パーティションとして2GBをSwapに40GBを/に割当。残りの領域(HDDは320GB)は仮想マシン用に残しておく。
・ユーザ名をセットする際、「このパスワードをシステム管理者用のものとしても使用する」および「自動ログイン」のチェックを外す。
・インストール対象とするソフトウェアを設定。デスクトップ機能から、「マルチメディア」「グラフィックス」「ゲーム」を「決してインストールしない」に変更。サーバ機能から「印刷サーバ」を「決してインストールしない」に変更。サーバ機能から「Xen仮想マシンホストサーバ」を「インストールする」に変更。

 再起動後の設定のポイントは、以下のような感じ。

・ホスト名とドメインを設定するところで、「DHCPでホスト名を変更」のチェックを外す。
・ファイアウォールの設定で、sshポートを開放。
・ネットワークインタフェースの「ネットワークブリッジ」に対して、IPアドレス(固定IPアドレスを割当)を設定。
・ネットワークの設定で、ネームサーバ、デフォルトゲートウェイを設定(今回は、ルータのIPアドレスを指定)。

 インストール完了後、PCの電源を入れた時にXenモードで起動してくるように/boot/grub/menu.lstファイル内のdefault 0の部分をdefault 2にする(正確には、Xen用のカーネルの設定番号を指定する)。また、DomainU用のディスクとして、40GBのパーティション(拡張パーティション)を複数作成しておく。なお、パーティションは、未フォーマットの状態(ファイルシステムとしては0x83 Linuxを選択)かつマウントしない状態としておく。「マウントに失敗しました」というメッセージが表示されるが、とりあえずは気にせずに続行(元々マウントを行おうとしていないのに、何故失敗するのか気になるところではありますが・・・)。

【DomainUの構築】
1.YaST2から仮想化>仮想マシンの作成を実行。
2.OSのインストールに関しては、「OSをインストールする必要がある」を選択。
3.OSの種類としては、openSUSE 11を選択。
4.概要のページで、以下の順で作業(特に、OSインストール元を設定しておかなければ、それ以外の内容を上手く設定できないことがあるようだ)。
 a.OSインストールで、ネットワークURLとして http://download.opensuse.org/distribution/11.1/repo/oss/ を選択(プルダウンから選択)。
 b.ディスクで、初期設定値を削除し、事前に作成しておいたパーティション(/dev/sda5など)と、CD/DVDドライブ(/dev/sr0 など)を追加する(ちなみに、/dev/dvdは/dev/sr0のシンボリックリンク)。
 c.OSインストールで、仮想デバイスとして先ほど登録したCD/DVDドライブを指定する。インストールファイルをWebから取得するのであればネットワークURLのままでも問題ないが、CD/DVDが利用可能なら多分こっちを利用した方が早いと思われる。
 d.その他メモリの割当、CPUの割当、MACアドレスなどの設定を行う。
5.OSのインストールが開始される。基本的にDomain0の場合と同様だが、デスクトップはXfceではなく「最低限のX Window Systemに限定」を使用することとする。また、ネットワークに関してはVirtual Ethernet Card 0に対して、固定IPアドレスを設定(ネームサーバ、デフォルトゲートウェイもDomain0と同様に設定)。

なお、DomainU起動完了後は、sshで直接あれこれ作業を行うことができる(ssh -XでGUI環境での設定も可能となる)。

【はまった点】
1.Domain0のネットワークを設定する際、eth0に対してIPアドレスを割り当ててしまうと通信できなくなってしまった。ブリッジ用のポートのみ設定すればOKってことなんでしょうかね・・・?
2.VirtualMachineManagerで変更したリソース(CPUやメモリ量)は、一時的なもののようです。xm createで起動すると、初期値に戻ってしまいました。初期値を変更する場合は、/etc/xen/vm/domainU-nameファイルを直接編集すればOK。

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