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2008.02.02

TracでTicket Workflowを試してみる

 The Trac Ticket Workflow System

 よく見たら、TracのTicket Workflowって、0.10の場合と0.11のデフォルトは若干異なっているんですね(acceptedの状態が増えている)。まぁ、それはそれとして、Tracのワークフローのカスタマイズを試してみました。

 設定方法に関しては、上記URLに詳細が記載されていますが、今後のためにも簡単にまとめてみました。0.11b1での内容となりますが、おそらく0.11正式版でも同様ではないかと(ただし、将来的にはさらに機能が追加されるかもしれません)。

trac.iniの [ticket-workflow] セクションにて定義します。

(key) = (value)とのみ記載されている行
 (key)の部分がAction名、(value)の部分が「変更前のステータス -> 新しいステータス」。 Ticketのステータスが、「変更前のステータス」に含まれている場合、そのアクションが画面に表示されます。で、そのアクションを選択してSubmitした場合、チケットは「新しいステータス」に変化します。「変更前のステータス」として"*"を選択した場合、全てのステータスが対象となります(「変更後のステータス」の"*"は、leave_statusの時くらいしか使えないような?)。
 なお、Action名およびステータスは任意に追加することが可能です。また、ステータスには日本語も使用できるようですが・・・避けておいた方が無難かも(^^;

 ※おそらく、運用を始めた後はステータス名の変更は避けた方が無難かと思います(追加は問題ないと思いますが)。まぁ、データベースの値を直接変更後の値に書き換えてしまえばいけるのかもしれませんが・・・。

(key).permissions = (value)
 選択されたアクションをSubmitするためには、ログインしているユーザに対して(value)で記載されている権限が割り当てられている必要があります。権限がない場合、該当するアクションは画面に表示されません。なお、今回は試していませんが、おそらくカンマ区切りで複数の権限を指定することができるのではないかと。

(key).name = (value)
 アクションが画面に表示される場合のラベルを変えることができます。この指定がない場合、Action名そのものが画面に表示されます。

(key).default = (value)
 (value)には数値をセットします。省略時は"0"として認識されます。値が指定されている場合、この値が大きい順にアクションが画面表示されることとなります。並べた結果、一番上に来るアクションがデフォルトで選択状態となります。

(key).operations = (value)
 Submitした時の動きを定義します。とりあえず、以下の内容があるようです。
・del_owner:チケットのOwner(所有者・・・というか担当者)の情報をクリアします。
・set_owner:チケットのOwnerの情報を、入力された値にします。
・set_owner_to_self:チケットのOwnerの情報を、ログインしているユーザにします。
・del_resolution:解決方法の情報をクリアします。
・set_resolution:解決方法をセットします。
・leave_status:ステータスをそのままの状態にします。

(key).set_owner = (value)
 Ownerを変更する際に、セットする値の一覧を指定します。これが指定されていない場合、テキストフィールドで任意の値を入力できます。指定されている場合は、コンボボックスからの選択方式になります。カンマ区切りで複数の値を指定することができます。チケットを担当できる人数が少ない場合は有効かもしれません。

(key).set_resolution = (value)
 チケットをクローズする際の解決方法を指定できます。指定されていない場合は、fixed, invalid, wontfix, duplicate, worksforme となるようです(これまでと同様)。(key).set_resolution = invalid, duplicate のように、選択可能な内容を限定することもできますし、デフォルトでは定義されていない値を指定することも可能なようです(ただし、この場合は他のところに影響が出てしまう可能性もありそうですが)。
 値を2つ以上指定した場合はコンボボックスからの選択方式となりますが、1つしか指定されていない場合はセットされる値が表示されるだけとなります(選択の必要がなくなるため)。

#enterprise-review-workflow.ini の内容を見た感じ、他にも設定がありそうな・・・(プラグインと組み合わせなければ無理?)。

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