PostgreSQL用のJDBCドライバ
PostgreSQLをインストールすると、JDBCドライバとしていくつかインストールされます。例えば、僕の環境では8.2.4(Windows版)をインストールすると、以下の3ファイルがコピーされました。
どういう風に使い分ければいいのかなぁ・・・と思っていると、PostgreSQL JDBCドライバ ダウンロードページのJDBC Version Selectionにまとめられていました。
これによると、使用するJavaのバージョンによって、使用するjarファイルを選択すればOKって感じですね。最初ドライバのTypeかなぁ、と思っていたのですが、Javaで使うところのJDBC2.0とかJDBC4.0とかいう分類に対応したもののようです(ちなみに、PostgreSQL用のJDBCドライバはTypeIV)。
以下、ざっくりとした要約。さすがに大きく(日本語訳を)間違えているってことはないと思います(^^;
JDK1.1
- JDBC1を使用。なお、PostgreSQL8.0以降ではJDBC1は提供されていないので、PostgreSQL8.0以降を使用する場合はJDKのバージョンアップを検討。
JDK1.2/1.3
- JDBC2を使用。
JDK 1.3 + J2EE
- JDBC2EEを使用。javax.sqlパッケージのクラス群もサポートしているため、JNDIを経由したDataSourceも使用可能となるようです。
JDK1.4/1.5
- JDBC3を使用。SSLおよびjavax.sqlパッケージをサポート(これらのパッケージがJ2SEに含まれたため、J2EEは不要)。
JavaSE6
- JDBC4を使用。ただし、現時点ではJDBC4の機能への対応は完全ではないらしい?
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